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perfume




その人はたとえどんな人ごみの中にいても
彼の放つオーラによって見つけだされてしまう。

遠くにいてもわかるほどの美しい立ち姿。

私は二次元の世界でしか彼を見たことはなかった。

軽くウエーブのかかった黒髪と
透き通る白い肌。
長く伸びた足と均整のとれたボディライン。
しなやかに伸びた腕、大きく男らしい手、肩幅、指先までもが妖しく
彼の全身はまるで歩く彫刻のような美しさだった。

MJ!

まさか本物に出会えるなんて。



捕われたようにしばらくその姿に見とれていた。

彼のシルエットを目に焼き付けようと思った。


ふわっ 

彼の動きにあわせ風が辺りをそよいだ。


やがてその風は
甘く優しいヴァニラとローズの香りを含んだ風となって
私の元へと運ばれてきた。


彼のまとう高貴な優しい香り。。。


私は目を閉じ、ほのかに漂う香水の香りに 
酔いしれていた。


ん?


次第にその香りが強くな、る?



え? 




目を開けて通りを見る。



彼がこちらへ向って歩いてくる。




な、なんで?
驚きと緊張でそこから思わず逃げ出したくなるのに動けない。



もしかしてこっちを見てる?


私は視線を定めることも出来ず呆然とただ立ちすくんでいた。

やがて彼は私の前で足を止め
右に軽く首をかしげて私の顔を覗き込んだ。


『あ、えっとあの。』

言葉が出で来ない。。。



『ねぇ。。キミ、さっきからずっとボクを見てた?よね?』


そういうと、にっこり笑いながら人差し指の背で私の頬をつーっとなぞり、
そのまま私の髪を掻き揚げた。



『え!!えっとあの。。』


今のこの状況を把握できないまま顔を上げることが出来ずにいると
やがて彼の手は私の後頭部と首を支え、
そのまま静かに優しく胸に抱きよせた。

どうしてよいのかわからず
そのまま彼に身をよせる。

『ドクン。ドクン。』


静かに脈を打つ彼の鼓動が私の額から全身へ伝わる。
体の中心は熱くなるのに指先はしびれるほど冷たくなるのを感じた。

彼は抱きしめるそれの両腕をつかむとそっと自分から引き剥がし
親指と人差し指で顎をそっと持ち上げた。
彼の唇は私の耳に触れるか触れないかの距離までくると
そっと、優しく、わざと耳に息がかかるように囁いた。



『さっき一途な視線を感じたんだけど。。。キミ?だよね?』

『ボクに何か用かな?』

ありえない状況に私は腰から下の力が抜け落ちそうになり
立っているだけで精一杯だった。


私は心臓の音が彼に聞こえているんじゃないかと思うほどの動悸で
体が震えて痺れる。



夢だ!
ゆめ。。。
これは現実なんかじゃない。
こんなに側に彼がいるなんてありえないし。



そう思いながらも彼の顔を見上げた。



うわっ。


こ、この目。。。


大人の男の力強さの中にも
どこか子供っぽい無邪気さが入り混じる
透き通った美しいブラウンの瞳。
黒くひかれたアイラインも彼の妖しさを強調していた。



私はその瞳の奥を覗き込んだ。



ああ。。。吸い込まれそう・・・。
指先の痺れは全身に回り始めた。。。



彼はそんな私の動揺に気づき、軽く眉をあげて微笑むと
両目で不器用なウインクをし、小さな声で


『I love you.』


とささやき私の下唇を親指でなぞる。
親指が口角にさしかかると
つぎに人差し指を唇のすき間に軽く差し込み
そのまま顎を手のひらで持ち上げた。


私は呼吸をするのを忘れそうになった。。。



彼の顔が近づく。



そして。。。きゃー!









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Author:よしまゆ。
俳優 佐藤 健クンのファンです。
健くんや日々のコト子供のコトなど綴っています。
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